lotlotlot
「えっ、助けてくれるんですか?」
「当然だろ、お前達、このまま空を飛んでいたら一生降りれないぞ。それでもいいって言うのなら、下ろすのをやめるがな。」
「あ、お願いします。下ろして、下ろしてください。」
懇願した。そして、喜びをリーグに伝えた。
「ねぇ、聞いてた?僕たち、降りれるんだよ。」
「ほ、本当か?」
怖くて、リーグは耳も塞いでいたらしい。僕が背中をつつくと、もそっと頭を持ち上げそう言った。
「う、うん。さっきの・・・たくさんの目あったでしょ。あれって言術だったんだよ。で、その言術を使ってる人が、僕たちを下ろしてくれるって言ってくれたんだよ。」
思わず、“気味の悪い”と言いそうになった。それを慌てて飲み込んだ。そんな事を聞かれて、機嫌を悪くされたらかなわない。今の僕たちの運命は、地上にいる見ず知らずの言術使いにかかっているのだ。
「や、やったぁ。」
今までに見た事のない喜び方だ。それだけ、助かった事に対する喜びが大きかったと言う事だろう。うれしくてたまらない。それを全身で表現していた。
「当然だろ、お前達、このまま空を飛んでいたら一生降りれないぞ。それでもいいって言うのなら、下ろすのをやめるがな。」
「あ、お願いします。下ろして、下ろしてください。」
懇願した。そして、喜びをリーグに伝えた。
「ねぇ、聞いてた?僕たち、降りれるんだよ。」
「ほ、本当か?」
怖くて、リーグは耳も塞いでいたらしい。僕が背中をつつくと、もそっと頭を持ち上げそう言った。
「う、うん。さっきの・・・たくさんの目あったでしょ。あれって言術だったんだよ。で、その言術を使ってる人が、僕たちを下ろしてくれるって言ってくれたんだよ。」
思わず、“気味の悪い”と言いそうになった。それを慌てて飲み込んだ。そんな事を聞かれて、機嫌を悪くされたらかなわない。今の僕たちの運命は、地上にいる見ず知らずの言術使いにかかっているのだ。
「や、やったぁ。」
今までに見た事のない喜び方だ。それだけ、助かった事に対する喜びが大きかったと言う事だろう。うれしくてたまらない。それを全身で表現していた。