SSマジック
思った以上に元気な声だった。

「お前ら、もう泊まっていけよ。ゲストルームベッド二個あるだろ」

二人はお言葉に甘えて、お泊りしていくことにした。

「ピンポーン」
結構遅い時間だというのに、インターホンが鳴った。

和人が玄関をあけると、数人の男性が何かをもって、ダイニングへ集まった。

男性たちは、持っていたものを次々に並べ、そそくさと出ていった。


「さぁ、食べようぜ」

ボーゼンとする二人に和人は言った。

テーブルに並べられたのは、立派な料理たちだった。

なんなのあの人たち…。
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