硝子玉

「・・・・最低!!!!」

青空は走り出した。

僕は必死で青空を追いかける

逃がさないように

離れないように

手を伸ばし、青空の腕をつかんだ。

「おい!!誤解だって!七海とはそんなんじゃねぇよ!」

「嘘。七海って呼んでるじてんであやしいよ・・。」

「これからは七海って呼ばねぇよ!それでいいだろ?!」

多分僕は青空を話したくなかったんだと思う

先輩の気持ちにも薄々気づいていながら・・・・
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