満たされしモノ
昼休み開始から八分弱。
乱闘が形成されてから五分と言ったところか。
通常、極めて突出した強さを持つ者がいない限り、戦闘は膠着する。
もちろん、パンタゴンでの戦闘も当てはまることだ。
つまり、いまだ『ウマパン』の獲得者は出ていないはず。
よし、行ける……!!
僕はズボンのポケットに手を突っ込み、百円玉が二枚あることを確かめる。
パンは一律百円。『ウマパン』も『マズパン』も値段は変わらない。
だったら、ほしいに決まっているのは……
「ウマパァァァァァン!!!!!!」
気合いの入った雄叫びをあげると同時に、僕は地面を蹴った!!
コマ送りのような景色はもう見ていない。
僕が見ているのは、人の群れの先にある『ウマパン』のみ!!
乱闘の外側には、中心に潜り込もうと食らい付いている人達がいる。
外側の連中は気合いが足りないと思う。
だから、乱闘に混じりきれないし、前に進めない。
はっきり言わせてもらうと……
邪魔だ!!!!
僕は人と人との隙間に身体をぶつけて突き進んだ。
中途半端に群がる外側の連中は、いとも簡単に抜けられるのだ!!
ここまでは順調。
僕の進行を止めたのは誰かの蹴り。そこは乱闘の中心部だった。
乱闘が形成されてから五分と言ったところか。
通常、極めて突出した強さを持つ者がいない限り、戦闘は膠着する。
もちろん、パンタゴンでの戦闘も当てはまることだ。
つまり、いまだ『ウマパン』の獲得者は出ていないはず。
よし、行ける……!!
僕はズボンのポケットに手を突っ込み、百円玉が二枚あることを確かめる。
パンは一律百円。『ウマパン』も『マズパン』も値段は変わらない。
だったら、ほしいに決まっているのは……
「ウマパァァァァァン!!!!!!」
気合いの入った雄叫びをあげると同時に、僕は地面を蹴った!!
コマ送りのような景色はもう見ていない。
僕が見ているのは、人の群れの先にある『ウマパン』のみ!!
乱闘の外側には、中心に潜り込もうと食らい付いている人達がいる。
外側の連中は気合いが足りないと思う。
だから、乱闘に混じりきれないし、前に進めない。
はっきり言わせてもらうと……
邪魔だ!!!!
僕は人と人との隙間に身体をぶつけて突き進んだ。
中途半端に群がる外側の連中は、いとも簡単に抜けられるのだ!!
ここまでは順調。
僕の進行を止めたのは誰かの蹴り。そこは乱闘の中心部だった。