一音入魂!
白い歯を輝かせて私に笑いかける爽やかさ100%の高橋元気がいた。





「おっす☆凛子!今日はお前に頼みがあるん―――」




「死にさらせボケがあああああ!!!!!!私のキラキラ☆乙女心どこ持ってきゃいいんだ。ああん?てめーの笑顔なんざあミジンコ以下程の価値もねえんだよおおおおお!!!!!!」
私のトロピカルロシアンキックが元気の顔面にクリティカルヒットした。
ふむ。
着地もブレず、見事な蹴りだ。
60点。




「会った瞬間俺の笑顔全否定!?だいたいトロピカルロシアンキックってなんだよ!?ちょっとおいしそーじゃねえか!!!!!!夏意識か?『夏期限定だよ☆』みたいなノリか?そして60点って意外と自分に厳しいのね!!!!」
元気が鼻血を吹き出しながら叫んだ。
非常に気持ち悪い。


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