悪魔の囁き
ホテルにつき俺はベッドに飛び込む。

「あ~、気持ちいい~」

仰向けに寝ていると百合は下着姿になり、俺にだきついてきた。
貪るようにキスをし、舌を絡ませてくる。

俺が身を任せているとズボンを脱がし始めた。

脱ぎやすいように俺は腰を上げる。

百合は優しく擦る。

「ん・・」

俺は吐息交じりの声をだした。

「あたしね、これが好きなの」

そういい俺の下半身を激しく嘗め回した。

「あっ、くっ」

「ねえ、気持ちいい?」

「ああ、気持ちいい」

・・・百合は擦り舐めながら言う。

「ねえ?柚木、離婚するきある?」

「・・・なんだ急に」

「あっ、ごめん。気にしないで。重かったか・・」

百合は笑いながら俺の下半身を自分の下半身に持っていく。

「い、いれるね・・あ、あん」

「ん、あったかい」

百合は激しく腰を振りはじめる。


15分後二人とも果て・・
横になる。

「ねえ・・」

「ん?」

「仕事どこまでいってんの?」

「ああ、品川」

「へ~、駅の近く?何やってんの?」

「内緒。駅の近辺だよ」

「ふ~ん、明日探しにいっちゃおうかな~」

「嘘付け!」


この日限りと決めていた俺。
割り切れない百合は、次の日から夜中だろうが、昼間だろうが電話がなるようになった。

夜中の3時・・

「ねえ、あなた・・こんな時間に誰から電話なの?でないの?何か困ってるんじゃないの?あたしが電話でようか?」

「い、いや別に大丈夫だから」
こんな状態が数日続く。

俺はついにきれて電話にでる。

「おまえ、なんだよ」

「なんで、電話にでてくれないの?」

「割り切れるっていったのお前だろ?」
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