図書室のラブレター
「あいつのところに届ける」
「…え?」
「俺がちゃんと連れて行く」
「…私、自信ない」
「でも、助けるんだろ?」
思わず、
固唾を飲み込んだ。
「お前が
あいつを助けるんだろ?」
「私で大丈夫なのかな」
「諦めんなよ」
「龍次君」
「お前が諦めたら
どうしようもないだろ!」
本当は自信がない。
正直、自信がない。
止める自信がない。
私なんかが
何かできるなんて自信ない。
平凡で何も取り柄がない私には
何もできない。