図書室のラブレター
「頼むよ」
「でも…」
「俺はお前を
助ける事しかできない」
「そんなことないよ!」
「お前しか、
止められないと俺は思う」
私は何も言えなくて、
涙が流れた。
何、身構えてたのだろう。
何も出来ないなんて
初めから分かっていた。
だから結依も
止めていたんだ。
それでも私は
自分から足を進めたの。
何かをする為に。
晴樹君と話をする為に。
何も出来ないかもしれない。
何も力になれないかもしれない。
言っても無駄なのかもしれない。
それが怖かった。
でも、そんなことないよね。
私には背負うものはない。
私は私らしく
進むしかないのに。