不可能恋愛☆小説家
「要するに、夢見る純粋な女の子のストーリーは三度は通用しないってことですかっ?」


「というよりもキャラクターの幅とリアリティ、かな。…あっそうだ!」

富田さんは何かを思いつくといつもソワソワしだす。


大抵、富田さんが何か思いつくとわたしにとっては良くないことなのだけれど…


「遥ちゃん!いい企画を思いついたよ!ウチの出版社には他にも恋愛小説を書いてる作家が何人かいるんだ」
< 3 / 18 >

この作品をシェア

pagetop