聖花学園~花よ咲き誇れ~
 そして、寮までの帰り道の途中の一番人気のないところで三人の女生徒に引き止められた。


「桂さん? ちょっと、お話があるんだけれど」
 そう言ったリーダー格っぽい人は美人だった。

 ネクタイは青、二年生だ。


「……何でしょうか?」

「ココでは何だし、ついてきて」

 その美人さんはさらに人気のない方に歩いて行く。


 わたしはここで逃げた方がいいと思った。
 でも、他の二人がわたしの両脇を固めているから逃げられない。

 そうしてわたしは半強制的に美人さんについていくことになった。


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