大好きだょ
それを境に、あたしは病院に泊り込むようになった。
あたしは、自分のせいで龍の人生を狂わせたことに後悔してあたしは狂った。
もぉ、龍しか見えない。
今のあたしには、龍以外考えられなかった。
たまに、お見舞いにくる朱音が気になって仕方なかった。
大地君や樹菜には、「大丈夫?」って毎日言われるけどなぜ言ってくるのかが分からない。
あたしは、こんなに元気なのに。
でも、日に日に目を覚まさない龍に不安を覚えた。
怖くて怖くてそれを紛らわすように、睡眠薬を大量に服用した。
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