夢にで荘
「はい、健ちゃん
これで笹山君との恋頑張って♪」




雄輔が軽やかに健ちゃんの手の平に差し出したお守りを見て私は目を見開いた。



「雄輔のドアホ」




私は心の中でそう呟いた。



雄輔が差し出したお守りには、確かに安産祈願と刺繍がしてあった。




このお守りは、紛れもなく安産祈願のお守りだ。




「安産て・・」
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