先生とあたしのヒミツな生活♪


「お~!!菊池!わざわざありがとなぁ~」

「いいって、小学生からの付き合いだろ?」


あたしを挟んで会話を楽しんでいる二人。


「この前借りたマンガ、まだ読んでないんだけど」
「あっ、別にいいぜ、いつでも。俺達の仲じゃん♪」


「そういえば、昨日のお笑い見た?」
「見た見た!!お前も見てると思って俺も見たんだ」



・・・ここはプチ同窓会?


しかもなんかこの二人、異様に仲がいいし。


だけど、いい加減

「ほら、お前この前欲しいって言ってたCD」
「あぁ、あれ?」

いい加減に・・・


「もし買ったなら俺に」

「ちょっと!!!」


あたしの声に二人の会話が止まる。


そして


「あれ、いたっけ?」


あたしの腕を引っ張っておいて何、その言い方。


「ってか、同窓会開くならあたし関係ないじゃん。放してよ」

「あ、そうだったごめんごめん♪」

何にがごめんよ?

思いっきり笑顔じゃないの。


一発蹴り入れてもいいかな、コイツに。


「コイツは俺の友達で、塚本稜磨」

ツカモトリョーマ?

「そうそう、俺、菊池とは小学校の時から仲良くてさ」


「それで?何でその菊池のお友達がここにいるの?」


「あれ、聞いてないの?」


塚本君が不思議そうな顔をしてあたしと菊池を交互に見る。


「聞いてるって何を?」


「あれ、俺言ったじゃん?俺の友達で告白したいヤツがいるって」


・・・・は?

「って事で、青山花ちゃん、俺と付き合ってよ?」



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