【 LOVERS 】
仕事が始まる前に
繭に電話していた。
こんなに緊張したのは
初めてかもしれない。
心臓はバクバクするし、
手には汗かくし・・・
『繭?稜だけど
今、大丈夫?
明日って繭何してる?』
何か自分の声が違う気がする。
「・・・朝から仕事だけど?」
『あぁ・・・そうだよね。
繭忙しいもんね・・』
今、明らかに落ちた。
「・・・でも夕方からなら大丈夫だよ。
時間はまだはっきりしないけど」
明日の約束をして携帯を切った後、
僕は、妙にテンションが
上がってその後の仕事が
楽しくて仕方がなかった。
トイレ掃除も言われなくても
自分からやってたし、
僕は単純なんだと思う。
あきらかに繭は僕に気を
つかってくれた。
その優しさが嬉しかった。
奈央さんの時と違うこの感覚は、
相手が違うそれだけだろうか?
繭に電話していた。
こんなに緊張したのは
初めてかもしれない。
心臓はバクバクするし、
手には汗かくし・・・
『繭?稜だけど
今、大丈夫?
明日って繭何してる?』
何か自分の声が違う気がする。
「・・・朝から仕事だけど?」
『あぁ・・・そうだよね。
繭忙しいもんね・・』
今、明らかに落ちた。
「・・・でも夕方からなら大丈夫だよ。
時間はまだはっきりしないけど」
明日の約束をして携帯を切った後、
僕は、妙にテンションが
上がってその後の仕事が
楽しくて仕方がなかった。
トイレ掃除も言われなくても
自分からやってたし、
僕は単純なんだと思う。
あきらかに繭は僕に気を
つかってくれた。
その優しさが嬉しかった。
奈央さんの時と違うこの感覚は、
相手が違うそれだけだろうか?