**Ran**

「おう北崎
遅かったな!!」


「お,おう」


「ねぇ乱!レントゲン異常なかった?」


「え…」


蘭を見れない

心臓がいてぇ…

俺はなにも応えなかった

とゆーより応えれなかった


「……?」


「んじゃ俺たち帰るわ」


「明日も学校だしな~」


「んじゃ乱!!
明日もくるねッ♪」


「ばいばーい」


蘭わ心配そうな表情を浮かべながら病室をでた

するとリョウだけが残った


「……お前」


「…」


「聞いてたな…?」


リョウは分かってた


「…おう」


リョウは大きなため息をついて言った


「……ほんと,分かりやすいな」


「……」


俺はうつむいたまま


「…んまあ,気にするなよ
まだまだこれからじゃん」


「……」

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