シンシア ( l )
二人共 天井を見た。 蛍光橙が有った。
ドアがゆっくりと閉まる。
行き成りドンヨリとした真っ黒い雲に変わり、生物みたいに動いた。 カシャ。 一瞬にして晴れる。 そこには、点対称の部屋があり、黒スーツの男がタバコを吸っていた。
呆気に取られていた。

ドアが開いて三人!? 入って来た。
タバコを吸う。
中国服の女とゾンビと羽と尾のある悪魔だった。
話をしたりし、笑いながら一斉にタバコを吸い始める。

キンキンキン、ナイフの通り雨に追われる破目に。
「うわっ」
「クソッ」
パンパンパンッ、パリンパリンパシャー、銃を撃つ高柳。
ドアを開けようとした。
「クソッ、バカな開かない」
「どいてろっ」
ピンッ、手榴弾を投げた。
ドアを破壊し、天井を見て出て行った。
四人は、立って見送った。
「あ〜っ、私の蹴ったの〜」
床には、槍のような長〜いヒールが刺さっていた。
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