紅の系譜
第2章.輪廻

1.夏の始まり

―明るい・・・・なんだか目の前が白くて、まぶしい・・・・

ここは夢なのか、それとも現実なのか・・・頭の中にもやがかかったように、昨日何があったのか、思い出すことができないでいる。


そういえば、昨日何があったんだっけ・・・環さんとお茶して、それから・・・
「紅葉!起きろ!」
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