【長編】sadist and masochist love stories
俺は、準備が終わるとドカドカと階段を下りた。


「母さん、もう少し早く起こしてよ。
飯食えないじゃん。」


俺は、開口一番母さんに文句を言った。


だって、母さんの飯はうまいんだ。


朝の始まりには、欠かせない。


ゆっくり、食べたいじゃないか。


「陽生、おはよう。
湊司は、いつもこんぐらいよ?
陽生、おにぎり2個作ったから、後で食べなさいね。」


湊司とは、俺の双子の兄だ。


俺は、双子の弟。


てか、俺と湊司は違うから....


「うん。
おはよう。
ありがとう。」


母さん、マイペースすぎ。


まあ、それが母さんだけど。


てか、珍しく俺と母さんが2人きり。


朝は、絶対に父さんがいるからな。
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