【長編】sadist and masochist love stories
「ごめん。」


「私、初めてだから、怖いよ。」



「俺、陽菜が過去を受け入れてくれたのが嬉しくて...つい。」


「もう少しだけ待って。
初めては、湊司がいいから。」


「わかってる。
ありがとう。」


俺は、また陽菜を抱きしめてる。


ダメだな。


陽菜になると理性がきかない。


けど、陽菜の初めてを約束したから安心したかな。


陽菜、愛してるよ。


まだ、言えるような大人じゃないけど。


変わらない愛を陽菜にあげるから。


陽菜も変わらない愛を俺にちょうだい。
< 215 / 221 >

この作品をシェア

pagetop