【長編】sadist and masochist love stories

陽生 side ③

「みなみ、愛してる。」


俺は、みなみをベッドに押し倒した。


「陽生?」


みなみは、戸惑っているみたいだ。


いきなりだからな。


けどさ。


「俺、我慢ができないみたいだ。」


2人でいたら、そうだろ?


俺は、キスをして行為を徐々に進めていった。


みなみも答えるように喘ぐ。



それに欲情する俺。


俺ってこんなだっけ。


しかも、初めてなんだけどね。


かわいすぎるいろんなみなみを見たくてがんばる俺。


どうしよう。


セックスってこんな気持ちがいいものだなんて。


湊司が


『適当な奴とやっても空しいだけ』


そう言ってたから、興味があってもみなみとしかしないって心に決めていた。


すごい快感。


俺は、幸せを手に入れた。


「みなみ、ずっと一緒だよ。」


俺は、左手の薬指にキスをした。
< 216 / 221 >

この作品をシェア

pagetop