最高級の召使
だまされた・・・・・
この白いドレスも
白い真珠に髪飾り・・・・・



仕組まれていたんだ。
最初から。



両親も娘の幸せじゃなくて
金一色に変わっている。


金は人を変えてしまう・・・・
皮肉にも両親の
変わりザマが悲しかった。



「キス!キス!キス!」

大歓声が私の声をかき消す。



「婚約なんてしてません!!
私には将来を決めた人がいます。
だからこの婚約式は
成立しません。」


私は声のかれるくらい
大きな声で叫んだ。


「私は小田島 倉之助と
結婚・・・・・・」
言いかけた途端に


ステージで井上が私に口づけをした。



蜘蛛に食べられた気がした。
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