年下彼女のご機嫌いかが??
第16章***RYUSEI
『ってな訳で、俺、まりあちゃんにプロポーズしちゃいましたぁ~♪』



朝からいつも以上に、テンションの高い直樹。



『ふ~ん。まっ、直樹が決めたんならいいんじゃねぇの?』



俺は仕事で忙しくて、それどころじゃねぇのにさ。



そんな俺を見て、



なんか物足りなげに悲しげな顔をする直樹。



『真下さんなら、もっと喜んでくれると思ったんすけどね…』



はぁ~??はいはい……。



……悪かったよ。



俺のリアクションが足りなかったわけね!



『直樹にしては行動力あるじゃんか!よくやったな!よしよし!!』



俺は直樹の頭を、何度も大げさなくらい撫でてやった。
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