年下彼女のご機嫌いかが??
第29章***RYUSEI
………忙しい。



それにしても忙しすぎる。



最近の俺はどっぷり仕事づけの毎日だ。



せっかくレイナが用意してくれた夕飯も、



出来ることなら、レイナと一緒に食いたいよ。



だけど、俺が家に戻るのはたいてい、いつも日付が変わる頃。



最初のうちは俺の帰宅を、



夕飯も食べずに待っていてくれたレイナ。



でもこう毎日となるとさすがに悪い。



そう思って、



『無理すんなよ…先に寝てていいから…』



と、レイナに言ったのは俺。



なのに、こうして寝顔のレイナばかりを見てると、やっぱなんだか寂しい。



「おかえりっ♪」ってさ、



レイナの声聞けば、その日の仕事疲れなんか、吹っ飛んじまうのに……。



そう思っちまう俺は、めちゃくちゃワガママか??
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