年下彼女のご機嫌いかが??
あたしの大好きなキス……。



このキスも、



抱きしめてくれる感触も、



その甘い吐息も、



りゅうの全部。全部が、あたしは大好き……。



いつも切なさに似た気持ちで思う。



どうしてこんなに変わらず好きなんだろう??



………ってね。



二人でリビングのフローリングの床に抱き合いながら転がって、



お互いにお互いを求め合う甘い時間。



『……んっ……レイ……ナ…??もう一人……子供欲しくね??……』



『……えっ…』



あたしを上から見下ろしながら、



『嶺雅に兄弟……必要じゃん??……』



少し呼吸の乱れたりゅうはそう言って、ニヤっと笑った。



なんだかその色っぽいりゅうの表情に、



真っ赤になって照れまくりのあたし。



りゅうはそんなあたしをじっと見つめる。



『マジでレイナは最高…』



耳元でささやかれたりゅうの言葉に、



さらに頬を赤くするあたし。





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