%やっぱり俺様が好き!(作品紹介&つぶやき)%
由美には悪いが、私も予定を変更するつもりはない。

一足早く帰省することになるだろう。

「ごめんね、力になれず」

由美には悪いが、別の階の住人でよかったと、心から思った。

ごめん。

でも、授業をさぼる勇気もない君も悪いんだよ。

本人には言えず、心の中でつぶやく。

由美を一人残し、私は部屋を後にした。



しかし、こんな私の性格の悪さを、神様はしっかり見ていたのだ。

それは、帰省の前日。

私が自分の荷物をまとめ、宅配便を呼んでいた時のこと。

コンコンと部屋がノックされた。

んん?誰だ?

部屋を開けると、満面の笑みをたたえた寮母が立っていた。

そして、私を地獄に突き落とす一言を言い放った。


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