Vanilla Essence
紗由美が自宅休養をとれるぐらいに回復した頃、珠希と圭は芯を呼び出していた。
もちろん、話すことといえば紗由美のことしかないわけであり。
「………何」
「あんたさ、自分が紗由美にしたこと分かってんの?」
「は?意味分かんないんですけど」
芯を目の前に、苛々とした表情をあらわにしている珠希はそう言った。
でも、芯はあくまでもシラを切ろうとする。まぁ、シラを切ろうとしたところで無意味なことなのだけど。