好きすぎて…




あたしは、いつの間にか
走って屋上にきていた。



―――キーンコーンカーンコーン...



あ~あ…
あたし初の授業サボりだ


あいつの顔見たら
とっさに足が
屋上に向かって…
走り出してしまった

はあ
あたしとしたことが…

あいつの為って言い方
違うかもだけど
なにも、あいつのせいで
自分の授業サボって
削ることないのに…

なんだあたし馬鹿だあ…

心の中で自分が自分に
笑っちゃう


でもあたし…もし
あの場にいたとしたら
確実に震えていた

戸惑って視線に困ってた

と思う


あいつがいるとは知らず
"空青くんがいるから"
って理由だけで
この高校に入って

もっとちゃんと
決めとけばよかった…

って今ごろ
後悔するあたし…


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