キミは許婚


「そもそもアナタと結婚する気は皆無ですから!」



なんとか上条さんの胸板と自分の身体の間に腕を滑りこませ、押しのけようとするが上条さんの腕は一向に緩む気配を見せない。



「まだ言うか」


「いつまでだって言います! アナタと結婚なんて絶対嫌! ていうか離してっ!」



答えながらあたしは更に押しのける力を込める。
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