キミは許婚


「……ったく、うるさいな」



小さな舌打ちと共に呟くと、上条さんは腕の縛りを解いた。



「や……っ!」



急に解かれた縛りに、離れようと込めていた力がうまく対応できず身体がよろめく。


倒れる……! と思ったら今度は後頭部と腰に手を添えられた。




そして……




「……んんっ!」
< 34 / 533 >

この作品をシェア

pagetop