キミは許婚


「お前も会った瞬間、俺に惚れただろう?」



真剣な目をした思わぬ聖の発言に、呆気にとられる。



「え? 惚れてないよ」



……今の今まで、聖と出会ってたこと忘れてたのに。


惚れてたら忘れるわけないでしょ。



それより……



「お前もって……も、って何?」


「俺は明と出会った時から、絶対お前と結婚するって決めていた」


「き、決めていたって……」


「お前も無意識にそう思ってたんだよ」



……無意識って……それは思ってたことになるの?無理矢理すぎる。



でも、そんな前から結婚したいと思われてたなんて……




嬉しすぎる。
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