キミは許婚


だから高飛車な態度は絶対とらないように言動に気をつけたり、

正直こんな大きな家に住まなくても……なんて思ってるのに。



気をつけている態度を逆に言われたくない言葉で返されるなんて!



「お前がどういう風に見られたくないかはどうでもいい」


「……なっ!」



腹を立てていた上に、更に腹立つ言葉。


一気に全身熱くなる。



「あと俺のことは名前で呼べ」


「え!? ひ……聖さん……?」



聖の急な言い付けに、溢れ出した怒りの熱はすぐさま行き場を失い戸惑いだす。

< 54 / 533 >

この作品をシェア

pagetop