赤の国と青の国
決意
少年は、不安に駆られていました。

なぜ、少女からの返事が来ない・・・。

もう ひと月も経っているのに、少女からの通信は途絶えたままでした。

少女の身に何かあったに違いない。

来る日も来る日も、モニターを見つめているうちに、少年の不安は、確信に変わっていきました。

もう、少女との交信は出来なくなってしまった・・・。

そして、少年は思いました。

ここにいては、恐らく何も変わらない。

自分の今、するべきことは、ミサイルを作ることではない。

それは、ずっと考えてきた事だ。

動き出さなくてはならない。
たとえ、それが無駄な事だったとしても。

今、動き出さなくては・・・。


少年は、青の国に向けて、たった一度だけ、メッセージを送りました。

ミドリ ノ モリ デ マツ

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