隣の星の新くん



夕暮れごろ、学校のすぐ横は小高い丘があって、夕方になるとそこには街灯が灯る



それがいい具合に高校の桜を照らして絶景になる



「おぉ~い!!屋台物山ほど買ってきたよ~」



ちょんまげを揺らしながら、颯が目の前を駆けてゆく



向こうから真緒、芯たちがこちらに向かって手を振る



あれはきょんさんだ



真緒の友達のきょんさんも見える



”きょんさん”って言ったら、



「何かお化けっぽいから止めて」



と怒られたけど、気に入ってるからそのままにしてる



きょんさんも諦めたらしい



途中、花見で有名な場所を巡ってきたから、たこ焼きやら焼きそばやら山ほど手に入れた



みんなでワイワイ騒ぎながら、そっと輪を外れて桜に見入っていると、真緒が隣に腰掛けた














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