秘密のお勉強会
母さんは元々小さな喫茶店を構えていた。
静かで、ゆとりのある店はすぐさま大人気になった。
そこで第二号店を出すことになったのだが、次の店は母さんの提案で若い女の子達が集まってくるようなピンクをモチーフにした店にした。
家具を高級素材にすることによって上品な空間を作り上げたその店は、その町で大繁盛となり、さらにはさすが女子高生といったことか、ネットなどでの紹介、口コミが瞬く間に広がり、他の県からも沢山の客が来るようになった。
そして第三号店を出す事になったが、母さんが思いついたのは今流行りの『執事喫茶』。
元プロ写真家の母さんのコネでまだ売れてなくて給料もそこそこのモデルに声をかけて、躾て開始させようとしてるのだ。
そこで今日、執事喫茶のポスターには写真がいるから俺達を撮ったんだ。
(俺達は喫茶にいないのに……詐欺じゃないのか?)
「あっ、そうそウ」
―――母さんのそうそうは嫌な事が(俺達にとって)おこる前フリだ。
静かで、ゆとりのある店はすぐさま大人気になった。
そこで第二号店を出すことになったのだが、次の店は母さんの提案で若い女の子達が集まってくるようなピンクをモチーフにした店にした。
家具を高級素材にすることによって上品な空間を作り上げたその店は、その町で大繁盛となり、さらにはさすが女子高生といったことか、ネットなどでの紹介、口コミが瞬く間に広がり、他の県からも沢山の客が来るようになった。
そして第三号店を出す事になったが、母さんが思いついたのは今流行りの『執事喫茶』。
元プロ写真家の母さんのコネでまだ売れてなくて給料もそこそこのモデルに声をかけて、躾て開始させようとしてるのだ。
そこで今日、執事喫茶のポスターには写真がいるから俺達を撮ったんだ。
(俺達は喫茶にいないのに……詐欺じゃないのか?)
「あっ、そうそウ」
―――母さんのそうそうは嫌な事が(俺達にとって)おこる前フリだ。