そのコップは空(ソラ)だった。


「お前に前から聞きたかったんだけど」

と急に真面目な顔をする彼。


私はまた不安に襲われる。


「お前が規則を守る理由って正義感?それとも内申書のため?」


「え…」


無意識に体が止まると「止まるな!」と頭をチョップされた。


うぅ…。


私は腹筋をしながら考えた。


規則はいつの間にか私の中で義務化されていた。


それは正義感?

内申書のため?


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