幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~



緊張でカチコチに固まっているあたしを見た奈美さんは、あたしの頭を撫でた。



「もう光里ちゃんったら、緊張しちゃってっ!

今日は楽しんでいってね?」



奈美さんに続けて、那知君も微笑みながら言葉を続ける。



「今日はビッグサプライズも用意してるしな、奈美」



そう言って、奈美さんと那知君は顔を見合わせて笑った。


…ビッグサプライズ?



「ビッグサプライズって何だよ」



あたしがちょうど思っていたことを、いっちゃんが代弁した。



「依知くん、そんなに焦っては楽しみがないじゃないか!」



「ま、本番のお楽しみってことよ!」



またもや奈美さんと那知君は二人で顔を見合わせる。

あたしはそんな二人の様子をあまり気に留めなかった。



「俺らもそろそろ会場に行くわ。

兄貴、バカしないようにしろよ?」



「この河村那知は、そんなヘマしないっての。

じゃ、また後でな」



あたしはもう一度深くお辞儀をすると、いっちゃんと共に控え室を後にした。




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