幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~



「私的な内容で本当に申し訳ないのですが、昔の僕は冷めた性格で、今のような人格ではありませんでした」



あたしは那知君の言葉に耳を傾けた。


…いっちゃんの言ってたことって本当だったんだ。



「ですが、僕は奈美に出会って変わりました。

奈美の笑顔、言葉、様々なものに救われました。

ありがとう、奈美」



那知君の言葉は奈美さんを笑顔で頷かせた。

つられてあたしも笑顔になりそう。



「そして、あと二人お礼を言いたい人がいます」



すると、那知君はさっきみたいにあたし達のほうを向いた。


――――なんか、嫌な予感がする…。



「僕が変われたのは、奈美のおかげだけではありません。

僕の弟の河村依知と、弟の彼女であり僕と依知の幼なじみである、小原光里さんもきっかけをくれた人でした」



那知君がそう言った瞬間、ステージに集められていたスポットライトが、一気にあたしといっちゃんを照らした。


お客さんも、次々にあたしといっちゃんのほうを見る。



あたしの予感は見事に的中してしまった。




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