俺様のち王子。[完]
5、恋心と緊張。

◆唯SIDE




◆唯SIDE


あれから1週間弱。


“好き”という事に気づいてしまった私は、どきどきして神谷と顔も合わせられない。



神谷が視界に1㍉入った瞬間、私はその場所に立って居られなくなり、


………逃げる。
…………そして避ける。


そんなこんなで最初は、目が合うと微笑んでくれていたのが、


私のあからさまな避けに、
今じゃ睨みだ。


そりゃそうだよね?


はぁ、、

わざとじゃないんだけどな、


どんどん神谷が離れてく。


と思った。





< 64 / 123 >

この作品をシェア

pagetop