星にありがとう(短編)
家に帰り色んなことが現実になり、その時初めて涙が流れた。


見えなくなるという想像も出来ない恐怖に体の震えが止まらなくなった。


そして、次に考えたのは彼のこと。


大好きな彼とずっと一緒にいたいと思った。


だけど、もし彼が私の目のことを受け入れてくれなかったら?


もし一瞬でも迷うような顔をされたら?


考えても答えなど見えなかった。
< 8 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop