戦国の世で  風林火山と共に
「私の隊ですから。


できるだけ

守りたいのです。


できることならば

誰も死ぬことなく

誰も傷つかなければいい」



壱斗さんは

いつになく真剣なまなざしで

部隊を見つめる。


「・・・甘い考えなのは

よくわかっているんですけどね」



壱斗さんは

寂しそうに俺に微笑んだ。


・・・何も言うことができなかった。
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