君色
プロローグ



あなたなんて、好きじゃない。






絶対に好きじゃない・・・。







だけど、いつもいつも聞こえてくる。







誰よりも私の耳に入ってくる







あなたの声・・・。







あなたのすべてが知りたいと、思ってしまう自分がいる。







たしかにいるんだ。







あなたを好きにはならない自信が、あったはずなのに・・・。







もう止まらない―…。









先生が……好きです………。
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