Sで俺様な彼氏
ってたった今沙蘭さん私のもとから消えました。

「沙蘭~~!!帰るよ!」

そう沙蘭はあの不良グループのところに行ってしまいました。

「沙蘭…帰ろ」

私は沙蘭の元まで小走りで行って沙蘭のYシャツの裾を指で掴みながら言った

「君、名前は?」

ビクッ

突然知らない人から声をかけられ体が跳ねた

「あっ…」

「うち沙蘭メアド教えて」

沙蘭は私の言葉を遮って自分の名前を言った

ほっとしたのも束の間すぐに別の男子に肩を触られた

「ねぇさっきの顔超可愛かったもう一回やって」

へ?何?さっきの顔って
私何かやった?

私は怖くなって涙目になりながら腕を振りほどこうと力を強めた

「その顔ヤバいから何?誘ってるの?」

「ち、違います!離して…下さい」
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