Sで俺様な彼氏
嫌!この人怖い

「音羽?帰るよ」

ちょうどいいタイミングで沙蘭からお帰りの言葉を頂きました

「う、うん」

沙蘭の言葉を聞いたさっきの男の人は舌打ちをしながら私の腕をゆっくり離した

「沙蘭ありがと~」

さっきの不良グループが見えなくなったところで沙蘭にお礼を言った

「へ?何が?」

「さっき助けてくれたから…って元はといえば沙蘭のせいだからね!沙蘭があの不良グループのところに行かなければあんなことにはならなかったんだから」

「ごめん、ごめん~でも、おかげでメアド聞けたしラッキー!」

はいはい良かったね。
心の中で沙蘭を恨みながら私は沙蘭と別れ、自分の帰り道を歩いて行った

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