奇跡をあなたに
空港についた生徒は、バスから飛行機に乗り換えた。


飛行機に乗る時に、先生からチケットをもらい自分の番号を探した。


初めて乗る飛行機に緊張しながら歩いていると...


あっあった―


私の席は窓側だった。

私は席に座り窓のほうを見ていると...


「わぁ―お前が隣かよ。」


クラスの男子が言った。


「.....。」


私が黙っていると...


「嫌なら俺と変わってくれない?」


その声は望だった。

「あッ変わってほしいなら...。」


男子は望を怖がっていた。


「なら変われッ」


「分かったよ...。」

男子と望はチケットを取り換え席を変わった。


そして望が私の隣に座ってきた。


「俺初めて乗るんだよな―(笑)ドキドキするなッ」


そう笑いながら言う望はとても可愛く見えた。


私が何ヵ月も無視しているのに...望は私に話しかけてくれる。


そんな望がますます好きになっていく自分がいた。



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