奇跡をあなたに
私は思わず望に話かけた。


「私も初めてなの...」


望はにっこり笑って言った。


「まじで~なんか怖いよな~落ちたらとか考えるよなッ(笑)」


私が無視してきたのを気にせず、望は前と変わらなかった。

「怖い事言わないでよ。」


「わりぃ(笑)まぁそん時は俺が幸を守ってやるよ~」


「ばかじゃないの(笑)」


私逹は昔のように話せるようになった。

やっぱり、望といると落ち着いた。


「最後の日の自由行動渋谷に行こうと思ってんだ~幸どこがいいとか言わね~から!」


「ごめんッそっか~渋谷とかなんかすごいね(笑)」


「だろッ(笑)駅迷わね~ようにしね~となッ!」


「そうだね。」


そんな会話をしていると飛行機が動き出した。


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