奇跡をあなたに


望だ。


「望?」


「心配してきたら...やっぱあいつらにやられたんだな!」


「幸、こんな奴といないくていい!」


そう言って望は私を外に連れ出した。


外の空気はまだ3月の最初だから、寒くて、震えそうだった。


「幸、寒くないか?」

「大丈夫...。」


「ば~か(笑)寒いんだろ?」


「ちょっとね(笑)」


「体操服貸してやるよ!」


「ありがとう...」


「望?どうして体操服もってんの?」


「あぁ~風呂に入ろうかと思ってたんだ~」


「私のせいで、入れなかった?」


「別にいんだよ!気にすんな~」


そう言ってくれた、望と体操服を上から着るとブカブカだった。


「幸、子供みたいだな~」


「望がでかいんでしょ~」


そんな会話をしながら歩いていた。


私は望にずっと聞きたかった事を聞く事にした。



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