恋戦(コイイクサ)
…それって、私が妙に冷めててつまらない子で、人間味が無いってことだろうか。

自分で多少自覚はあったが、他人に言われると案外辛い。

何も答えない私を気にすることなく、お姉ちゃんは私に背を向け、リビングから出て行ってしまった。

お姉ちゃんが階段を上っていく足音を聞きながら、私はボンヤリと考える。

いつの間にか8月ももう後半になってしまった。

夏休みも、もうすぐ終わり。

新堂くんのアレルギーはまだ治っていない。

夏休み中に新堂くんのアレルギーが、治るという私の予想は外れてしまったのだ。

二学期、私は平穏な学校生活を送れるのだろうか………



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