恋の忘れ物 ~先生と私の追憶~
こんなはずじゃなかった。
シュミレーションもした。
それも台無しどころか、ちゃんと向き合ってはくれなかった。
階段を降りる音も聞こえない程今の私には音が無かった。
周りは見えてるけど真っ暗な闇の中にいる様。
はっきり言って欲しかった。
『嫌い』でも良かった。
先生の気持ちが知りたかったのに。
どうして先生ははぐらかすの?
私の事好きでもないんだったらキッパリと言ってくれる方がマシだよ。