恋の忘れ物 ～先生と私の追憶～

偶然と言えども傷心の２人。


１人だったら学校に行くのも嫌だったと思う。


クラスは違うけど放課後どちらかの教室に迎えに行く。


莉子といると先生の事忘れられる。


莉子も私と同じ想いでいると思う。


だからそれが毎日の日課に繋がっているんだ。












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月日は流れ私達は無事高校を卒業する。





あれから先生の姿は見ていない。




この学校には先生の思い出があり過ぎる。


先生がここから去って２年、悲しいとか辛いとかの感情は薄くなったけど、先生の姿、声、仕草はまだ色濃く残る。




先生と逢って私は恋をした。



初めての恋。

本気の恋。

全力の恋。




世界が明るく見えたのは先生のお陰でした。

今日まで先生に感謝します。


先生、私少しは大人になれたかな？