恋の忘れ物 ~先生と私の追憶~
恐れていた事が現実となった。
ここで、オムライスが登場するが、なかなか手を付ける事が出来ない。
今の私にはダメージが強すぎる。
「小春?どうかした?」
保谷さんの問いかけに答えるのが精一杯。
「…あ、いいえ何でも。食べちゃいましょうか。」
何もないフリを演じる。
大好きなオムライスなのに味を感じられない。
「ねぇ、どう思う?」
「…」
「ってかねぇ♪あれは顔もいいけど、体もかっちりとしていてさぁ、ありゃモテると思うよ。あぁ~、連絡先聞けばよかったぁ」
保谷さんは本当に悔しがっていた。
連絡先…私だって知らない。
でも先生の居場所は知ってる。
私の中で葛藤があった。